対話型生成AIの「ChatGPT」。最新のGPT-5が発表されると、以前のモデルと比べて共感性を求める声が挙がるなど、その動向は一般消費者を含めて多くの耳目を集めています。

　ChatGPTを開発する米OpenAI（オープンエーアイ）の役員、ブラッド・ライトキャップCOOに話を聞く機会がありました。モデル開発については時間の都合で質問できませんでしたが、同社にとって日本は2024年3月にアジアで初めて法人を設立するなど、重要な拠点となっていることを伺うことができました。市場開拓のパートナーにはNTTデータやソフトバンクを挙げ、「協力を深めたい」と意欲を見せていました。
　
　法人向けには「ChatGPT Enterprise」を展開しており、日本へのローカライズや市場戦略に注目しています。（春菜孝明）

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米OpenAI、日本企業と長期パートナーシップ構築へ　ライトキャップCOOが連携拡大を示唆