オブザーバビリティーの複数のベンダーが、「アラート対応を自動化した未来」をイメージした動画を年次イベントなどで発表しています。

  動画の中でシステム管理担当者は、障害の発生から対処までのいきさつについて自動音声で報告を受けていました。つまりAIに対応を任せられることを表しています。
　
 この未来は一部現実になっています。各社がAI機能を強化し、データの収集から検知、分析、解決策の提案まではおおむね自動化を果たしています。あとは修復技術をどこまで高度化するか。深夜でも対応を迫られている担当者の負担を考えると、修復の自動化のフェーズは肝と言えそうで、今後の技術開発に期待しています。（春菜孝明）

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オブザーバビリティーは自動修復の時代へ　AIによるシステム高度化競う