使用済みコピー用紙を再生するセイコーエプソンの乾式オフィス製紙機「PaperLab（ペーパーラボ）」が、森ビルの麻布台ヒルズオフィスで8月から稼働を始め、1日約700枚を再生しています。

　PaperLabは水を使わないため、一般のオフィスフロアにも設置できるのが特徴です。大きさは背の低いスチールロッカー程度で、脱炭素にも役立ちます。環境経営を志向する企業や自治体での採用が進んでおり、累計80台ほど納入してきたといいます。

　処理能力は1日約3000枚とまだ余力があるため、今後は麻布台ヒルズに入居するテナントの使用済みコピー用紙も再生し、テナントの環境経営に役立ててもらうサイクルを実現していきたいとしています。（安藤章司）

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エプソン販売、麻布台ヒルズに「PaperLab」を納入 テナントにもコピー用紙の再生を呼びかけ