弁護士ドットコムにとって、2025年は創業20周年、主力事業の契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」の提供を開始してから10年目の節目の年となります。元榮太一郎社長兼CEOは「創業以来、最も刺激的なタイミング」と話し、生成AIを活用したサービスの拡充に取り組んでいます。

　法務特化のAIエージェント「Legal Brain エージェント」は法令や判例、専門書籍などが含まれる独自のデータベース「LegalGraph」と連携したリサーチ機能を提供します。同機能はLegal Brain エージェントが提供する価値の第1弾という位置付けで、今後も新機能を開発に注力する方針です。

　取材で訪問したのは元榮社長兼CEOが代表を務めるAuthense法律事務所のオフィス。IT企業のオフィスとは違った雰囲気で新鮮な気持ちになりつつ、自社で弁護士を抱えているからこそ分かる課題を把握できる点が、製品開発をする上での強みになると感じました。（大畑直悠）

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