店頭流通

東芝デジタルメディア ターボリナックス搭載「ダイナブック」発売

2002/04/01 17:00

週刊BCN 2002年04月01日vol.935掲載

 

 東芝デジタルメディアエンジニアリング(伴野治彦社長)は、B5サイズノートパソコン「DynaBook(ダイナブック) SS M3」および「DynaBook SS S4」に「Turbolinux 7 Workstation」を搭載したLinuxプリインストールモデルを販売開始した。

 この製品は、1台のパソコンで「ウィンドウズ XP」と「Turbolinux 7 Workstation」の2つのOSを用途に応じて使い分けることが可能なデュアルブート環境を実現。

 インストール作業などの初期設定が不要で、購入後すぐに両方の環境を使用することができる。価格は、「DynaBook SS M3」が29万8000円、「DynaBook SS S4」が27万8000円。東芝デジタルメディアエンジニアリングのウェブサイト(http://linux.toshiba-dme.co.jp/linux/indexj.htm)で申込みを受付け、4月16日からの出荷開始を予定している。

 「Turbolinux 7 Workstation」は、Linuxで初めてリコーTrueTypeフォント(5書体)を標準載し、ウィンドウズやマッキントッシュ環境で普及している「ATOK X」のLinux版を搭載するなど、日本語デスクトップ環境の品質を最優先しているのが特徴。

 東芝デジタルメディアエンジニアリングでは、2001年11月から販売している「Libretto(リブレット)」のTurbolinux 7 Workstationプリインストールモデルが好調なことから、今回、東芝の最新人気機種である「DynaBook SS M3」と「DynaBook SS S4」でもTurbolinuxプリインストールモデルを発売することにした。
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