店頭流通

米アンテック 静音PCケースの新製品を発売 1年間で1万台の販売を狙う

2003/09/29 17:00

週刊BCN 2003年09月29日vol.1008掲載

 パソコン周辺機器メーカーの米アンテックは、PCケースの新製品「メヌエット」を販売代理店のバーテックスリンクを通じて販売する。同製品は、マイクロATX対応の静音PCケースで、「ライフスタイル」をコンセプトとして性能面とデザイン面を重視して開発した。同社は、発売後1年間で1万台の販売を狙う。米アンテックは、1986年設立の企業で、米国をはじめ欧州やオセアニア地域に拠点をもつ。

 日本市場には、昨年10月にバーテックスリンクを通じて参入。ミドルタワー型のPCケース「ソナタ」を今年6月、シリアルATAコネクタ「TruePower(トゥルーパワー)」シリーズを8月に発売している。今回新たに発売したPCケース「メヌエット」は、マイクロATX対応や静音性などの性能面に加え、漆黒の筐体でフロント部分にアルミ素材を使用するなどデザイン面にもこだわった。リビングでも活用できる静音性とデザインを重視した製品だという。

 スコット・リチャーズ・セールスアンドマーケティング担当バイスプレジデントは、「ユーザーのライフスタイルをコンセプトとしている」とし、「ソナタ」に続くライフスタイルシリーズの第2弾と位置づける。パソコン市場について、リチャーズ・バイスプレジデントは、「ノートパソコンは伸びているが、デスクトップは落ち込みが顕著に表れているのではないか」とみている。一方、組み立てパソコン市場は、「世界中でトレンドになりつつある。特に米国や欧州、アジア地域で市場が拡大している」と、需要が増えていることを強調する。なかでも、「日本は市場規模が小さいものの、パソコンを自作したいというユーザーの裾野が広がりつつある」と、日本での拡販を図る。

 市場が拡大するなか、「パソコンに精通している上級者だけでなく、中級者や初級者でも簡単にパソコンを自作できる環境が重要」として、3年間の製品保証をつけたほか、わかりやすいマニュアルを同梱するなど、サポート面を徹底させている。価格はオープン。店頭小売価格は1万1100円前後。日本での販売台数は、発売後1年間で1万台を目指す。
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