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幼児向けソフトの市場動向

2006/04/17 16:51

週刊BCN 2006年04月17日vol.1134掲載

ソースネクストがシェア80%獲得

ディズニーのソフトで一気にトップへ

 今年3月の幼児向けソフト市場で、ソースネクストがメーカー別販売本数シェア80%を獲得。一方、これまでトップシェアを堅持してきたインターチャネルは勢いを失い、同市場の勢力図が塗り替わった。

 図は、BCNランキング月次データによる、幼児向けソフトのメーカー別シェア推移を表したもの。昨年10月の時点では、インターチャネルがメーカー別シェア45.7%を獲得していた。しかし、12月以降、ソースネクストがトップシェアを獲得、今年3月に80%のシェアを獲得し、同市場を凌駕した。

 ソースネクストは、昨年12月、ウォルト・ディズニーの新作パソコンソフトの販売契約を締結。今年3月に、ディズニーの24タイトルを含む幼児向けソフト新製品合計28タイトルを発売した。

 これにより、3月の同市場の製品別シェアで、1-18位までをソースネクストの製品が占め、メーカー別シェアは一気に80%に上昇した。標準価格は1980円や2970円だが、販売金額のシェアでも69.6%を獲得している。

 ディズニーのソフトは、以前販売していたインターチャネルが販売契約を打ち切り、今年3月からソースネクストが販売開始した。インターチャネルは、「できる学習クラブ ケンチャコ大冒険」シリーズの販売は続けていくものの、幼児向けソフト市場については、「市場拡大は難しい」(大島俊哉・デジタル・パブリッシング事業部教育開発グループグループマネージャー)と見ている。

 幼児向けソフト市場は、前年同月を大きく下回り、マイナス成長を続けてきた。昨年12月-今年2月には、販売本数、販売金額ともに前年比40%前後と大幅に縮小。しかし、3月は、本数で前年同月比113%、金額で102%とプラス成長に転じている。ソースネクストの新製品投入が、市場のけん引役を果たしたことは確実だ。
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