店頭流通

レノボ・ジャパン 店頭販売強化に向けて営業増員 名古屋に巡回拠点新設へ

2010/08/05 18:45

週刊BCN 2010年08月02日vol.1344掲載

 レノボ・ジャパン(ロードリック・ラピン社長)は、店頭販売の強化に向けて、ラウンダーを増員する。9月末までに名古屋地区にもラウンダーを配置。関東エリアの人員も2倍にする。店舗巡回体制を強化することで、「現在5~7%前後のノートPCのシェアを10%に引き上げる」(古田竜夫・リテール営業部ビジネスパートナー事業担当部長)とともに、2010年3月に参入したデスクトップPCでも5%のシェア確保を狙う。

古田竜夫部長
 レノボ・ジャパンは、2009年9月にノートPCのラインアップを拡充し、店頭販売展開を本格化した。ほぼ同時期に、店舗巡回体制を強化。従来のディストリビュータに加え、自社で関東エリアの店舗を巡回する体制を本社オフィスに構築した。10年3月には、関西エリアにもラウンダーを配置している。

 さらに、今年9月末までに名古屋地区にラウンダーを置くとともに、関東エリアの体制を現在の5名から2倍の10名程度に増員し、販売店への営業体制を強化する。

 また、従来はレノボブランドの認知度向上を主目的に開催してきた販売店向けの勉強会を、「製品の特徴やメリットを紹介する場」(古田部長)に衣替えし、販促につなげていく考えだ。とはいえ、レノボの認知度はまだ十分ではないという認識ももっており、PC売り場だけでなく、関連する携帯電話売り場などの店員に対しても、レノボを知ってもらうための勉強会を積極的に開催していくという。

山田泰志
マネージャー
 コンシューマに製品を知ってもらうイベントとしては、7月24日に「レノボ祭り in 秋葉原」を東京・秋葉原で開催。同社PCのラインアップを展示し、実際に触れてもらうことで近隣の販売店への誘導を狙う試みも行っている。今後、大阪と名古屋でも開催する予定だ。

 また、それまで機種ごとにしか制作していなかった製品チラシに代えてラインアップを網羅した総合カタログを制作し、3月からの配布を開始した。山田泰志・コンシューマー事業部マーケティング&販売戦略担当マネージャーは、「製品すべてが載っているという利便性から、カタログを手にしてもらいやすくなっている。効果を実感している」と手応えを語る。

 今後も売り場やイベントなど、製品の露出を高める機会を増やすとともに、営業体制を強化することで、ノートPCに加え、今夏に一体型からタワー型まで出揃ったデスクトップのシェア拡大にも力を入れていく。(田沢理恵)

7月24日開催の「レノボ祭り in 秋葉原」は、開場から3時間で1000人以上が来場する盛況ぶりだった
  • 1

関連記事

【店頭販売奮闘記】レノボ・ジャパン(前編) 国内メーカーの優れた部分は見習う

【店頭販売奮闘記】レノボ・ジャパン(後編) 「レノボとは何者なのか」を伝えることから