マカフィーは、9月29日、セキュリティソフトの新製品「マカフィー オール アクセス」2012年版の発売を発表した。この製品で、一つのパッケージを購入すれば、さまざまなデバイスを何台でもインターネットの脅威から守るというセキュリティの新しい概念を打ち出した。記者会見では、インテルとの統合で今年8月に共同社長に就任したトッド・ゲブハート氏が新製品の魅力を訴えた。

すべてのデバイスを脅威から守る「マカフィー オール アクセス」

 「マカフィー オール アクセス」は、ユーザー数ベースでライセンスを管理する製品。ユーザーは、手持ちのデバイスが増えても新しくセキュリティソフトを購入する必要がない。対象製品は、Windows、Mac、Android、BlackBerry、SymbianなどのOSを搭載したデバイスで、iPhoneやiPadでは利用できない。これは、iPhoneやiPadのアプリが原則としてApp Store経由でインストールする仕組みのためという。

 「マカフィー オール アクセス」は、ウイルス・スパイウェア対策、フィッシング・個人情報保護対策、双方向ファイアウォール、ウェブサイトの安全性評価、USBドライブのスキャン、迷惑メール対策、オンラインバックアップ(2GB)、保護者機能、ファイルとフォルダの暗号化、Macのセキュリティ、モバイル端末のセキュリティなどの機能をもつ。また、マカフィー独自のクラウドベースのセキュリティ技術基盤「グローバル スレット インテリジェンス」と連携し、悪意あるプログラムに攻撃されてもリアルタイムに保護してくれる。価格は、1年で5ユーザーのバージョンが1万4800円、1年で1ユーザーのバージョンが9980円。

 ゲブハート共同社長は、「セキュリティソフトは、これまでパッケージによって機能の有無や対象端末の限定など、複雑でわかりにくいことがあった。このような状況を解決するのが『マカフィー オール アクセス』」と説明。「マカフィー オール アクセス」が、当たり前にデバイスに入っている世界を築くという。また、インテルグループでのセキュリティの位置づけについては、「第三の柱」とアピールした。

トッド・ゲブハート共同社長