BCNアナリストの店頭市況

<BCNアナリストの店頭市況>本格化する4Kテレビのシェア争い

2014/07/03 16:51

週刊BCN 2014年06月30日vol.1536掲載

 4Kテレビのシェア争いがいよいよ本格化してきた。50型以上の液晶テレビに占める4Kモデルの割合は、5月以降2割の水準を維持し、一定の規模まで市場が拡大してきた。

 4月の初めまで、ソニーが8割を超えていたメーカーシェアは、競合各社が春夏の新製品で4Kモデルのラインアップを強化した影響で、5月以降大きく変化している。ソニーは依然トップだが、直近の6月9~15日の週では41.3%と半減。一方、税抜きで30万円前後のモデルが好調な東芝とパナソニックが急速にシェアを伸ばしている。価格面からも、当面の主戦場は40~50型台の製品になりそうだ。(道越一郎)

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