社員の目標設定やパフォーマンス評価、報酬管理など企業における人材管理を支援する――。そんなユニークな人材管理ソリューションの米サクセスファクターズが、日本市場の開拓に乗り出している。
同社のソリューションは、全世界で2800社以上が導入し、ユーザー数は約540万に上る。最大で45万ライセンスのユーザーがいる一方で、3ライセンスのユーザーもいるという。2010年末にアジア・パシフィック市場でNo.1を獲得する目標を掲げる。バイスプレジデントでグローバルエンタープライズセールス&プロフェッショナルサービス担当のジェームス・ローソン氏が、今後の戦略を語った。(取材/文・信澤健太)
3つのビジネスメソッドを融合
当社が提供する「Business Execution Software」は、戦略と成果のギャップを埋めるソリューションだ。ギャップを埋めるには、三つのビジネスメソッドがあると考えている。まずはビジネスアライメントで、ビジネスの目標と結果に整合性を持たせること。二つ目がピープルパフォーマンスで、トレーニングやコーチングで従業員のスキルを最大化し、モチベーションを高めること。三つ目は、レポーティングエンジンとして非常に洗練されたレポーティングと分析により、全社最適を図るものだ。
「Business Execution Software」の何がエキサイティングかというと、これら三つのメソッドが融合したところにある。ユーザー企業は、人材に多くを投資をしており、これを最適化できる。従業員にとってのメリットは、目標達成のための戦略に基づいた行動は何なのか理解し、最終的に収益性が向上することだ。
日本は、個人より部門のチームにフォーカスするケースが多いと思う。だが、欧米企業と比較すると、違いよりも共通点のほうが目立つのではないか。学びたい、成長したい、人材として育成されたいという願望は共通で、評価指針やフィードバックを求めている。当社は、世界中で人材開発や人事管理のサポートができ、現地のバリエーションにも対応できる。

バイスプレジデントグローバルエンタープライズセールス&プロフェッショナルサービス担当のジェームス・ローソン氏
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