レノボは、中国で首位を維持する「守り」と、世界での事業拡大を狙った「攻め」の二つを、経営方針の柱としている。「攻め」の一環として、今年1月に、モバイルインターネット関連の製品・サービス開発に携わる事業部「Mobile Internet and Digital Home(MIDH)」を新設し、スマートフォンなど新型端末の人気に対応する体制づくりに取り組んでいる。これから先、MIDH事業部をベースとして、スマートフォンやタブレット型端末の製品展開を拡大していく。さらに、中国最大手の英字新聞『China Daily』が報道したように、同社のスマートフォン/タブレットに連動するネットワーク接続のテレビプラットフォームを、近々に市場に投入する計画をもっている。