その他
シマンテック、新しい資格制度を展開 資格取得の利点がパートナーに認められるか
2011/10/27 21:07
週刊BCN 2011年10月24日vol.1404掲載
シマンテックが新しいパートナープログラムを開始したのは、今年4月のことである。新プログラム「Enhanced Symantec Partner Program(ESPP)」は、複雑化する顧客の課題を解決するソリューションを提供するにあたって、リセラーのスキル向上による差異化や収益最大化などを目的としている。取引高に応じた「Platinum」「Gold」「Silver」「Registered」という従前のカテゴリレベルから、特定のシマンテック製品の専門知識を習得する「スペシャリゼーション」に置き換えた点が大きな特徴だ。さらに、「スペシャリゼーション」の上位認定資格に設定しているのが「Master スペシャリゼーション」だ。
このほど、伊藤忠テクノソリューションズ(略称:CTC)が、バックアップ/リカバリ製品である「NetBackup」を対象に「Data Protection」分野で国内初の「Master スペシャリゼーション」の資格を取得した。これにより、製品導入コンサルティングをパートナーが担うことができるようになる。
もともと「Master スペシャリゼーション」にはパートナーのビジネス機会の拡大がメリットとして含まれていた。具体的にはシマンテックから受けられる優遇措置だ。シマンテックは、「Master スペシャリゼーション」取得企業を実力のあるパートナーと認定して、ウェブサイトを通じて認知を高める。シマンテックの注力分野(「SMB」「OEM」「Big Enterprise」「クラウド」に対する施策強化)の一つ「Big Enterprise」に対するビジネス拡大で「案件がある場合優先的にビジネスで協業していく」(シマンテックの辻昭太・テクニカル セールス&サービス パートナー エンゲージメント マネージャ)。さらに、専任担当による営業・技術面でのパートナー案件の後方支援、Master向けの技術資料提供などさまざまな特典を設けている。
「Master スペシャリゼーション」の要件は、Master スペシャリゼーション試験(ASC)に合格し、さらにシマンテックコンサルティングブートキャンプを受講し、シマンテックのコンサルティングの方法論を学んだ資格取得者がスペシャリゼーションごとに2人以上いること。かつ「どのようにソリューションビジネスを拡大していくか」というビジネスプランを共有する。それらグローバルの審査プロセスを経て、初めて認定される。パートナービジネス営業本部 パートナー・プロモーション部の鳥海昇部長は「Master資格については技術的なベネフィットが得られる。いま、当社のエンタープライズ市場は前年対比37%以上の伸びを示している。リベートや仕切りではないところで、ソリューションパートナーとしての付加価値を高められる」と話している。当初「本当に資格取得で差異化できるのか」と疑問もパートナーの間で聞こえていたESPP。シマンテックは財務・技術面でのメリットを積極的に打ち出している。(鍋島蓉子)
続きは「週刊BCN+会員」のみ
ご覧になれます。
(登録無料:所要時間1分程度)
新規会員登録はこちら(登録無料)
ログイン
週刊BCNについて詳しく見る
- 注目のキーパーソンへのインタビューや市場を深掘りした解説・特集など毎週更新される会員限定記事が読み放題!
- メールマガジンを毎日配信(土日祝をのぞく)
- イベント・セミナー情報の告知が可能(登録および更新)
SIerをはじめ、ITベンダーが読者の多くを占める「週刊BCN+」が集客をサポートします。
- 企業向けIT製品の導入事例情報の詳細PDFデータを何件でもダウンロードし放題!…etc…