医療ITビジネスが構造変化を遂げようとしている。電子カルテや医事会計(レセコン=レセプトコンピュータ)など単品を販売するビジネスから、地域の医療ネットワーク全体を網羅したビジネス形態へ軸足が移りつつある。富士通やNEC、日立製作所など主要ベンダーは、地域医療ネットワークをスマートコミュニティの一部と位置づけている。従来型の単品ベースのアプローチではビジネスの成長が頭打ちになる可能性が高く、地域全体を最適化するシステムやサービスを提供する総合的な力量と発想力が求められている。(安藤章司)