「クラウド」「モバイル」「ソーシャル」とともに、IT業界の主役になった「ビッグデータ」。大量データからビジネスを伸ばすヒントを見つけたいと考えるユーザー企業が増えて、需要が旺盛な状況にあるが、ITベンダーにとっては、激烈な競合にさらされることになる。ユーザーが理解しやすく、他社にはないテクノロジーが差異化要素としてあるかどうかが勝負を分ける。日立製作所は、東京大学との共同プロジェクトで開発した技術を武器にしながら、他のITベンダーと協業することで競争力を高めている。群雄割拠のビッグデータ市場で、差異化にこだわる日立の取り組みを紹介する。(取材・文/木村剛士)