【Sky】
Windows 8をサポートした「SKYSEA Client View」
最新のWindowsとMac OS対応でデバイス制御を簡単に
Skyが今年11月に発売予定のセキュリティ対策ソフトの新版「SKYSEA Client View Ver.8」は、早々とWindows 8に対応したことが大きな特徴となっている。このソフトにより、最新OSを搭載したパソコンの管理とセキュリティ対策を施すことができる。
Skyは、1年にほぼ1回の頻度で「SKY SEA Client View」をメジャーバージョンアップし、最新のOS環境をいち早くサポートすることをポリシーとしている。Windowsだけでなく、ユーザーのさまざまな環境で利用することができるように、前版ではユーザー企業・団体で利用が増えてきたMac OSもサポートした。異なるバージョンのWindowsとMac OS搭載端末が混在する企業・団体でも、「SKYSEA Client View」ならば難なく使うことができる。このマルチOSのサポートで、威力を発揮するのが「デバイス管理」だ。デバイス管理とは、USBメモリやDVD/Blu-rayディスク、スキャナやデジタルカメラといったパソコンの周辺機器の利用を制御すること。禁止するだけでなく、利用を許可する機器を限定したり、「データの読み込みは許可、書き込みは禁止」といったかたちで、操作項目を制限したりすることもできる。機密情報の漏えいを防ぎ、不正プログラムが外部から侵入するのを防止するのに、効果を発揮する。とくに、機密情報がUSBメモリから漏れるケースが増えており、ユーザー企業にとってUSBメモリの利用制限は重要度が増している。
「SKYSEA Client View」は、USBメモリの利用を細かく設定することができる。管理のしやすさも特徴で、利用を許可するUSBメモリの設定は、パソコンにUSBメモリを差し込むだけ。シリアルナンバーなどの情報を、管理台帳に自動登録することができる。
USBメモリは、価格が下落して大容量化も進んだことで、誰でも利用することができるようになった。それだけに、USBメモリの利用を制御するソフトは、多くのOSをサポートする必要がある。迅速に幅広いOSをサポートすることは、USBメモリの利用を制限するために重要だ。
「SKYSEA Client View」は、発売から約5年で新版は「Ver.8」になる。ユーザーの要望、ニーズに少しでも早く応えられるように、バージョンアップを短期間で続けている。こうした取り組みが競争力の礎になっていると言えよう。

操作画面はわかりやすく、利用を許可するデバイスを簡単に設定することができる
Sky=http://www.skygroup.jp/
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