デジタルトランスフォーメーション(DX)の実現に向けて、企業はクラウドシフトを進めている。だが、クラウドを含むさまざまな環境で稼働できる高い可用性を持つアプリケーション開発のノウハウはまだまだ不足している。そうした中で注目されているのが「Red Hat OpenShift」だ。その魅力とビジネス展開について、レッドハットの藤村聡・シニアビジネスデベロップメントマネージャーと、販売パートナーであるSB C&Sの加藤学・テクニカルフェローに対談で語ってもらった。
ハイブリッドでサイロ化した
システム環境の差異を解消する
加藤(SB C&S) 「Red Hat Enterprise Linux(RHEL、レル)」のイメージが強いレッドハットですが、今はそれ以外のビジネスがかなり拡大しているようですね。
加藤 レッドハットさんと当社は08年からRHELの販売で協業してきました。そのパートナーシップにプラスアルファーして昨年6月に扱い始めたRed Hat OpenShiftで、企業のDXを加速させていきたいと考えています。
「2025年の崖」を回避し
競争力を高める手段になる
藤村 Red Hat OpenShiftは、コンテナ、Docker、Kubernetesを統合化したエンタープライズ向けコンテナ・アプリケーション・プラットフォームです。ここにレッドハットのサポートが付きます。開発者はコードを書いてソースコードレポジトリに登録するだけで、自動的にDockerイメージ化して、その配布、実行、運用までが行えます。
藤村 海外では金融を中心に、さまざまな業種に拡大しています。一つ興味深い話では、経済産業省が昨年9月に発表した「DXレポート」で、“2025年の崖”という言葉がありました。レガシーシステムを放置したらデジタル時代の波に乗り遅れ、25年には多くの企業がDXどころではなくなり、12兆円の国内経済の損失が発生するというものです。それを回避する方策の一つとして、自社によるソフトウェア力の強化、運用管理力を持つ必要性を説いています。ディベロッパー不足の中で、「SoE(Systems of Engagement)」と「SoR(Systems of Record)」の双方に対応できるOpenShiftは、その大きなサポートができると考えています。
デジタルトランスフォーメーション(DX)の実現に向けて、企業はクラウドシフトを進めている。だが、クラウドを含むさまざまな環境で稼働できる高い可用性を持つアプリケーション開発のノウハウはまだまだ不足している。そうした中で注目されているのが「Red Hat OpenShift」だ。その魅力とビジネス展開について、レッドハットの藤村聡・シニアビジネスデベロップメントマネージャーと、販売パートナーであるSB C&Sの加藤学・テクニカルフェローに対談で語ってもらった。