HYCU Data Protection for Enterprise Cloudsは、Nutanix仮想マシンの保護をはじめ、Nutanix FilesやVolumesのバックアップなど、Nutanixのさまざまな機能に対応する。もちろん、それ以外のVMwareや物理マシン、アプリケーションにも対応している。Nutanixを使いこなすような環境やNutanixを中心とした複合環境にはHYCUが最適な選択肢となる。また、Nutanixが搭載するストレージベースのスナップショット機能と連携して動作するため、高速なバックアップや復元も可能だ。また、新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、リモートワークが働き方の一つとなっている現在、HYCUは、全ての新しいNutanix顧客に特別なキャンペーンを実施中なので、是非確認いただきたい。
今年3月には、Nutanixからプライマリストレージとセカンダリストレージの統合運用を可能にする「Nutanix Mine with HYCU」の国内提供がスタート。これによって、単一のPrism画面から、HCI環境とバックアップの統合運用が可能となり、これまで以上に運用に掛かる手間とコストの軽減に貢献できる。本番システムと同じ保守サポートの仕組みを利用できるので、ハードウェア故障時の対応も安心だ。なお、手軽にNutanix製品を触ることができるNutanix Test Driveで、Mine with HYCUが用意されているので是非活用してほしい。
クラウド向けソリューションでは、マルチクラウドに対応しMicrosoft Azure向けの「HYCU for Azure」とGoogle Cloud向けの「HYCU for GCP」をラインアップとする。SaaSとして提供のためインストール不要で、サイジングなどの設計も必要なく、拡張も動的な自動スケールアウトが可能。バックアップ先としてそれぞれのオブジェクトストレージが選択できる。また、各Marketplaceからのサブスクリプション提供のため、課金体系もクラウドサービスと統合される。
最後に、先日開催されたNutanix Global .NEXT Digital ExperienceイベントにてHYCUはプラチナスポンサーとして参加し、パートナー企業とユーザー企業の両方から非常に好意的な意見を多くもらったとのこと。社名のように、日本市場への強い意気込みが感じられる会社であり、是非今後注目していきたい。