セキュリティ製品開発・販売のブルーコートシステムズ(辻根佳明社長)は、中小企業向けセキュリティアプライアンスを5月上旬に発売する。これまで手薄だった中小企業向けモデルを新たに加え、中小企業市場でのシェア拡大を本格化させる。

 新製品は、プロキシ機能にURLフィルタリングなどのセキュリティ機能を加えたアプライアンスのエントリーモデル。「価格は50万円以下に抑える」(辻根社長)という。

 販売は、1次販売代理店である図研ネットウエイブ、デジタルテクノロジー、日商エレクトロニクス、マクニカネットワークスの4社に加えて、「セキュリティ関連に強いパートナーを新たに1社増やす」(同)。

 辻根社長は、「当社の製品はいまだにプロキシだけしか認知されていない」として、精力的にセキュリティ機能の認知度向上を図っていく方針。中小企業市場開拓とともに、プロモーションを重要視しており、「情報提供は米国本社の翻訳だけでなく、日本独自の情報も加える。さらにパートナーとのセミナーも活発化させる」と、これまで以上にマーケティングに力を入れていく。また、そのための投資も増やしていくという。

 ブルーコートシステムズは、米ブルーコートシステムズ(カリフォルニア州)の日本法人。日本市場で8000台のアプライアンスを出荷した実績がある。辻根社長は、今後2年以内にワールドワイドに占める日本の売上比率を、「現在の2倍にあたる12%まで引き上げる」と中期的な目標を掲げている。