ノークリサーチ(伊嶋謙二社長)は、中堅・中小市場(SMB、年商5~50億円未満)におけるERP利用シェアと評価に関する調査レポートを発表した。

 利用するERPは、パッケージソフトを活用するケースが増加傾向にあるものの、独自開発したシステムを利用するユーザー企業が29%を占めていることが分かった。ノークリサーチでは、「自社の要件を満たすにはパッケージでは不十分と考えるユーザー企業もいる」点を独自開発比率が多い理由に挙げている。また、SaaS型ERPについては、全体の0.7%で、浸透度は低い状況にある。

 一方、すでにユーザー企業が導入・運用しているERPパッケージシェア順位は、1位が13.2%でオービックビジネスコンサルタント(OBC)の「奉行 V ERP」(「奉行 新ERP」含む)。2位は10.6%でSAPジャパンの「SAP ERP」(「R3」および「SAP Business All-in-one))、3位が10.2%で富士通の「GLOVIAシリーズ」となった。

 ユーザー企業が製品を評価するポイントは、システム連携やパッケージベンダー自身がインテグレーションできるかどうかを重視していることも分かった。