ノークリサーチ(伊嶋謙二社長)は10月19日、国内中堅・中小企業(SMB)市場の販売・購買管理アプリケーションの利用実態調査結果を公表した。

 調査によると、利用形態はパッケージソフトを活用するケースが45.8%で、独自開発システムが53.8%となり、両ケースでほぼ全体を占める結果が出た。ほかは、ASP/SaaSでサービス型はまだ浸透度が低いことが分かった。

 ノークリサーチでは、「オフコン時代にユーザー企業が独自開発したシステムからパッケージに移行している状況」と分析しており、今後も徐々にパッケージ比率が高まっていくとみている。

 一方、利用するパッケージのシェア順位は、1位がシェア15.1%で「商奉行」、2位が「蔵奉行」(シェアは14.6%)、3位が「SMILEシリーズ」(10.6%)。昨年の調査時と変更ないが、「商奉行」が1.6ポイント、「蔵奉行」が2.9ポイントシェアを上昇させた。ただ、製品評価については、「SMILEシリーズ」が最も高い評価を得ており、「今後シェア変動が起きる可能性は十分にある」とノークリサーチでは予測している。

 調査は、年商5億円以上500億円未満の企業約5000社に対して実施。期間は09年6ー9月で、有効回答件数は1480件。