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トレンドマイクロ、既知・未知の不正プログラム検知・分析サービスの新版

2009/10/27 21:41

 トレンドマイクロ(エバ・チェン社長兼CEO)は、企業向けセキュリティソリューションの新版「Trend Micro Threat Management Solution 2.5(TMS 2.5)」を11月18日に発売する。

 「Trend Micro Threat Management Solution」は、不正プログラムの挙動を検知・分析し、レポートを提供する「Trend Micro Threat Discovery Suite」と、感染活動の追跡・調査による原因分析と復旧処理の「同 Mitigation Suite」で構成するセキュリティソリューション。

 「Discovery Suite」では、ネットワークに設置した監視センサーで、ユーザー企業内ネットワークを24時間監視。検知ログを調査研究部門「リージョナルトレンドラボ」のスタッフが分析してユーザーにレポートを提供する。一方、「Mitigation Suite」は、感染したクライアントの分析を行ったうえで復旧手順を自動作成し、不正プログラムの削除とシステム改変の復旧を実施する。

 クライアントにソフトをインストールせずに未知・既知の不正プログラムを検知するため、ソフトのインストールが禁止されている端末や旧OSなどのレガシー環境、産業用端末、海外を含む遠隔拠点のセキュリティにも有効に作用する。

 新バージョンの「TMS2.5」では、危険性が高い挙動を検知した際にトレンドマイクロから緊急通知を発信する機能や、解析センターでの結果に基づいた不正プログラムのクリーンナップ実行機能を追加した。

 従来のアプライアンス版に加え、仮想化対応のバーチャルアプライアンス版のネットワーク監視センサーを新たに用意し、ユーザーが導入しやすい提供形態にもした。

 価格は、「Discovery Suite」のネットワーク監視センサー「Trend Micro Threat Discovery Appliance」が360万円、「同 Virtual Appliance」が120万円。分析・レポートサービス「Trend Micro Threat Management Services」が501~1000ユーザーで385万8000円。発売後1年間で3億円の売り上げを目指す。


サービス概要図
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外部リンク

トレンドマイクロ=http://jp.trendmicro.com/jp/

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