ジュニパーネットワークス(ジュニパー)は11月11日、細井洋一氏が社長に就任したことにともない記者会見を開催、新戦略を発表した。

 コンピュータメーカーとのパートナーシップを深めることに加え、SIerやNIer、ディストリビュータなど販社への支援強化でマーケット領域を広げるなどといった方針を掲げている。 

 コンピュータメーカーとのパートナーシップ深耕については、米IBMや米デルなどとの協業を生かしてジュニパーのネットワークOS「JUNOS」を中核としたアプリケーション提供の拡大を図る。すでにIBMやデルに対してワールドワイドレベルで「JUNOS」をライセンス提供することを発表している。

 販社への支援策については、「インテグレータやディストリビュータが、それぞれの領域で効率的にビジネスを手がけることが可能な“エコシステム”の構築に力を注ぐ」(細井社長)としている。具体的な強化策については今後詰めるものの、「販社の再編など体制の整備や改善を進める」という。

 細井氏は、バイテル・ジャパン(現・エクスパダイト)や日本SSAグローバル、ハイペリオン(現・日本オラクル)などで社長として指揮したほか、日本サン・マイクロシステムズ(現・サン・マイクロシステムズ)で常務執行役員に就任したという経歴を持つ。

細井洋一新社長

 「ネットワーク関連サービスについては多くのことを学んだ。今後は、ネットワーク関連機器で生かしていきたい」考えを示す。直近では、グラフィックス・ボード関連メーカーのエヌビディアで日本代表兼米本社ヴァイスプレジデントを務めていた。

 米国本社では、「ネットワーク関連の豊富な経験や前職での活躍を含め、当社の日本法人社長になるよう積極的にアプローチした」(アダム・ジャッド・アジア太平洋地域担当副社長)という。これまでのノウハウを生かし、ジュニパー日本法人をいかに成長させるか注目が集まりそうだ。