アンラボ(山口一郎社長)は3月29日、韓国アンラボ(キム・ホンソン代表)が3月24日にソウルプラザホテルで「スマートフォンセキュリティソフトウェア戦略記者発表会」を開き、AndroidとiPhone用セキュリティソリューション「V3 Mobile」を公開するとともに、今後のモバイルインターネットベースのソフトウェア戦略を紹介したと発表した。

 今回公開した「V3 Mobile for Android」は、Androidフォンプラットフォームベースのスマートフォン上で悪性コードを検出/駆除/削除し、動作中のすべてのプロセスのリアルタイムスキャン、実行ファイルおよびその他ファイル(SDカード、内蔵メモリ)の手動スキャンを実行する。また、ビヘイビアベース検出(Behavior Detection)技術を活用し、個人情報アクセス権限を有するアプリケーションも検出する。

 一方、「V3 Mobile+ for iPhone」は、iPhoneのハッキング、Jail Break(ジェイルブレイク)の有無をチェックする。iPhoneの場合、アップルストアから提供されるアプリケーションのみをダウンロードできる合法な携帯電話では、悪性コードが作動する可能性はほぼないため、iPhoneでネットバンキングやオンライントレーディングなどを行う場合、Jail Breakの有無を検出することで、安全な取り引きが可能となる。

 なお同時に、スマートフォンでネットバンキング、オンライントレーディングなどの金融取引やオンラインショッピング/モールなどを利用する際の情報漏えいを防止する「V3 Mobile+ for Transaction」を開発中で、今年上半期にリリースする予定。

 同社では、既存のモバイルセキュリティ製品ブランドを「AhnLab Mobile Security」から「V3 Mobile」に変更、統一化してシナジー効果を極大化させ、V3ブランドをPCからモバイルセキュリティまで統合グローバルブランドに育成することを目指す。とくに、スマートフォン事業を戦略的事業と位置づけ、本格的なビジネス展開を予定している。