NEC(遠藤信博社長)は、インド・バンガロールに「NECバイオメトリクスエクセレンスセンター」を設置した。アジア・パシフィック地域を中核拠点として、指紋認証・顔認証などの生体認証(バイオメトリクス)分野のグローバル事業展開を加速させる狙いがある。

 NECは、グローバルな事業に向けた中核エンジニアリング拠点として、「NECバイオメトリクスエクセレンスセンター」に開発人員やSEを集結させる。同センターは、これまでのソリューション提供・運用ノウハウをもとに、日本の事業部門と連携しながら、世界各国での商談に対して、ソリューション開発やシステムインテグレーション、サポートなどを実施する。

 グローバル5極(中華圏、アジア・パシフィック、EMEA、北米、中南米)の各地域に「コンピテンスセンター」を設置。地域内のノウハウ蓄積と横展開を進める。「NECバイオメトリクスエクセレンスセンター」は、NECアジアパシフィックやフィジカルセキュリティ領域(バイオメトリクス技術やその他のセンサー技術を利用した入退場管理、国境管理、国民ID、AFISなど)のコンピテンスセンターとも連携していく。

 今後、グローバル5極の地域統括会社を中心に、最適なソリューションの創出や事業の面展開を加速させ、2012年度に海外売上比率を25%まで引き上げる考えだ。パブリックセーフティ事業では、中期的な売上目標として1000億円を目指す。