アンラボ(キム・ホンソン代表)は7月7日、昨年の7.7 米韓サイバーテロ同様のDDoS攻撃(分散型サービス拒否攻撃)を今年も確認し、その攻撃対象だった韓国サイトの中で一部のサイトに攻撃が再発したのは、昨年に悪性コードを駆除しきれていなかったゾンビパソコンによるものであると発表した。

 アンラボの分析結果では、ゾンビパソコンは特定のサイトにDDoS攻撃をした後、パソコン設定日時が09年7月10日0時以降になった時にハードディスクが壊れる症状があることが確認されている。今年もこの攻撃が発生したのは、感染したゾンビパソコンがハードディスク損壊条件(Microsoft .NET Framework 未インストール状態など)に適合せずに損傷を免れたパソコンであったり、サイバーテロ以降に悪性コードに感染したパソコンが攻撃を開始したケースであったりしたためと見ている。しかし、昨年に比べた場合、攻撃自体が小規模なことから、ゾンビパソコンの数はごく少数であると推定している。

 今後も昨年と同様の攻撃が発生する可能性があるため、個人のパソコンユーザーや企業ユーザーは、セキュリティソフトウェアで検出/駆除する必要がある。アンラボでは、8日1時からDDoS攻撃を誘発する悪性コードの専用ワクチン(専用駆除ソフトウェア)を開発し、すべての個人/企業ユーザーに無料で配布している。この専用ワクチンは、昨年発見されたファイル11個の亜種(wmiconf.dl)も含め、検出/削除する機能を備えている。

 専用ワクチンの他にも、セキュリティソフトウェア「V3 365 クリニック」、「V3 Internet Security 2007/2009/7.0/8.0」など、アンラボ V3シリーズのユーザーは使用製品の最新バージョンでDDoS攻撃関連悪性コードを検出/駆除することができる。