富士通と富士通ゼネラルは、病院の診察受付業務向けに、電子ペーパーを利用した外来患者案内ソリューションを開発、7月12日に発売した。

 電子ペーパーを搭載した富士通ゼネラル製の電子カードホルダーを、独自の無線通信を利用した診療・検査場所案内の患者ナビゲーションシステムと電子カルテシステムとを連携させたもの。外来患者一人ひとりに対し、受付から診察時の呼び出し、会計までの案内情報を配信する。

 外来患者は、診察までの待ち順番の状況や呼び出しを、表示と合わせて音と振動で知ることができるので、病院内の無線通信エリア内であれば、待合室などの特定場所で待機していなくてもよい。

 一方、病院は、患者の誘導にかかわる時間を低減でき、看護業務に注力できるとともに、再来受付機と大型案内表示装置の台数削減による消費電力の抑制、CO2排出削減に寄与する。

 富士通は、2009年から富士通研究所と富士通クリニックで実証実験を行っており、今回はその結果が確認できたため、商品化に至った。価格は個別見積で、11年2月に出荷を始める。価格は個別見積もり。