CSKシステムズ(中西毅社長)と日本オラクル(遠藤隆雄社長)は、バイエル薬品が「Oracle Exadata」を活用し、医薬品の納入実績や市場情報、販売情報などの情報分析基盤を全面刷新したと発表した。

 バイエル薬品は、情報基盤の刷新で、データ更新の頻度を月次・週次から日次に短縮し、納入実績や市場情報、販売情報などの処理をより迅速に実施する仕組みを構築した。

 新システムは、月次で約6.5時間要していたデータの洗い替え処理を1.1時間に短縮。週次で約10時間要していた各種データマートの作成時間は約45分まで短縮し、データ更新頻度を日次で実施することができるようになった。このほか、データマートの統合で、データ参照時間が約3分の1以下になった。

 バイエル薬品は、2010年2月、病院や調剤薬局への医薬品の納入実績、営業活動の最新情報、JD-NET/NHI(年間で約1000万~1500万件を超す医薬品業界データ交換システム)の納入実績情報の収集と分析時間を短縮するため、「Oracle Exadata」を採用。7月の「Oracle Exadata」採用に伴い、データクレンジングを中心とするバッチプロセスの高速化を実施。パッチプロセスとOLTP(オンライントランザクション処理)を統合し、情報分析基盤の全面刷新に成功した。