ヤフー(井上雅博社長)とヤフーグループのIDCフロンティア(真藤豊社長)は、福島県白河市に「新白河データセンター(仮称)」を建設する。第1期分の建設規模は1棟(600ラック規模)で、2012年3月末の竣工を目指す。需要に応じてモジュールを追加し、敷地内に最大6棟の建設を検討している。

 「新白河データセンター」は、ヤフーグループのデータセンター(DC)構想の一翼を担うDC。グループ内のインターネットサービスやコロケーションサービスを提供していく。敷地面積は約2万5000m2。延床面積は、管理棟含む第1棟が約8200m2で、第2棟から第6棟が約3万6200m2となっている。

 大規模な外気空調方式を取り入れている「アジアン・フロンティア」(北九州)で得られたノウハウをもとに、建物形状と空調設備を改善。空気の搬送抵抗の極小化と空調設備の冷却電力を抑えた。年間を通じて90%以上の外気利用が可能になったという。

 このほか、給電システムのエネルギー効率を追求。無停電電源装置(UPS)でエネルギーロスを減らし、空調電力の削減効果と合わせてPUE値1.2以下を実現できるという。