ブイキューブ(間下直晃社長兼CEO)は、ウェブ会議システムが脚光を浴びていることで順調に収益を伸ばしている。現段階で売上高は、「前年と比べて3~4割増で推移している」(間下社長兼CEO)と自信をみせている。

 需要増は、不景気の影響で出張費を抑え、ウェブ会議システムで代替する企業が相次いでいることによる。昨年は、コスト削減という観点からウェブ会議システムを導入する企業が多かった。今年に入ってからもその傾向は変わらず、さらに「最近では、コミュニケーション向上を目的に導入するケースが多くなった」という。同社は、「会議というかたちにとどまらず、遠隔での映像を使ったビジュアルコミュニケーションを追求していく」との方針を示している。

 製品としては、ウェブ会議とタッチパネルをセットにした「V-CUBEセンター」を11月初旬に発売。専用機を提供することで、「PCでブラウザを開いてからログインしなければならず、時間がかかる」「カメラやヘッドセットの接続が面倒」などというユーザーの悩みを解消する。iPhoneやAndroid搭載のスマートフォンとも連携できることも含め、ビデオ会議より柔軟性のあるシステムとしてアピールしていく。

 「V-CUBEセンター」の販社は、大塚商会やダイワボウ情報システムなどディストリビュータが中心で、2次店経由で拡販を図る。また、「当社から提供する専用機はレノボの『ThinkCentre』を採用しているが、他社製品で提供したいなど、販売パートナーの要望に応える」としている。300社の導入、3億円の売上高を狙う。

間下直晃社長兼CEO