富士ゼロックス(山本忠人社長)が開発・販売する文書管理ソフトウェア「DocuWorks(ドキュワークス)」が、1998年9月の販売開始から、国内累計出荷数が300万ライセンスを達成した。

 「DocuWorks」は、パソコンなどで作成した電子文書と、デジタル複合機(MFP)やスキャナで取り込んだ紙文書をまとめて保管・編集・回覧できるソフト。年間平均30万ライセンスを出荷する国内ビジネス向けソフトのなかでも、大ベストラー製品だ。

 「DocuWorks」は、大企業・中央省庁で紙に代わる標準文書フォーマットとして全面導入されたり、地方公共団体が情報公開法対応(墨消し)に利用するほか、中小企業でも業務プロセスの改善で活用されている。全ライセンスに占める中小企業導入の割合は、約65%に達する。

 今後の展開について、柳瀬努・執行役員ソリューション本部本部長は「教育市場やコンシューマ市場へと幅を広げ、次の400万をいままでより早く達成したい」と語った。

 「DocuWorks」は、日本語を含む6か国語(英語、中国語、韓国語、フランス語、タイ語)の版をもち、海外でも累計35万ライセンスを販売している。「海外を含めて、トレンドをつかみ、拡大戦略を採っていく」(柳瀬執行役員)と、年間100万ライセンスの販売を視野に入れる。

柳瀬努 執行役員