法政大学(増田壽男総長)と兼松エレクトロニクス(KEL、榎本秀貴社長)は、大学教育の中核をなす重要基盤である授業支援システムを、米スタンフォード大学やミシガン大学が採用しているオープンソースソフトウェア(OSS)「Sakai」を活用して共同開発・構築する。

 今回、開発・構築するシステムは、すべてがオープンソースソフトウェアで構成されていることが特徴で、商用ソフトにあるライセンスの購入費用は発生しないという。法政大学とKELでは、新システムの共同開発・構築を通して、「Sakai2.7」に追加する日本の大学固有の機能を共同で開発する。

 新システムの完成後には、日本の大学固有の機能を実装した「Sakai2.7日本語版」が完成し、オープンソースであることから他の大学でも利用することが可能となる。新システムは、11年4月利用開始予定で、事業規模は約2億円、利用規模は全学生と教職員を合わせて3万5000人を見込んでいる。