NTTデータ(山下徹社長)は、子会社のNTT DATA Asia Pacific(NDAP)を通じ、シンガポールのCornerstone Asia Tech(コーナーストーン)の発行済株式の100%を譲り受け、資本提携することで最終合意した。

 提携を通じて、NTTデータグループがもつグローバル顧客基盤や業界・業務ノウハウ、R&D、グローバルリソースと、Cornerstoneの強みである業界・業務別BIテンプレート、情報分析サービス、アジア域内の顧客基盤を相互に活用していく。

 Cornerstoneは、シンガポールをはじめとする東南アジア地域で、ビジネスインテリジェンス(BI)/ビジネスアナリティクス(BA)を軸とするビジネスを2003年から展開している。これまでに蓄積されたノウハウをベースに開発した自社製品「iREADY Analytic Applications」をはじめ、BIコンサルティング、データマイニングなどに強みを持っている。

 NTTデータグループは、中期経営計画で、2013年3月期に海外売上高3000億円、海外売上高比率20%を目標とし、海外での事業拡大に取り組んでいる。APAC地域では2009年に地域統括会社となるNDAPを設立し、オーストラリアを拠点とするExtend、マレーシアを拠点とするBusiness Formula、シンガポールを拠点とするApex Systemsを傘下に収めるなどしてきた。(信澤健太)