エムオーテックス(MOTEX)は、4月25日、社長人事を行い、同日付けで日本マイクロソフトの執行役パートナービジネス営業統括本部長だった高橋慎介氏が代表取締役社長に就任した。創業者で前社長の高木哲男氏は、代表取締役会長に就いた。

設立20周年の感謝会で、20年の軌跡を語った高木哲男会長

 高橋氏は、1983年に日本IBMに入社。98年にPC事業部でコンシューマー事業部長を務め、02年に理事に就任。ibm.com センター事業部長、ゼネラル・ビジネス事業部長を歴任後、05年1月には米IBM本社に移り、米IBMの副社長補佐を務めた。06年4月には、理事 執行役員パートナー事業担当。09年4月にマイクロソフト(現・日本マイクロソフト)に移籍し、同年6月に執行役パートナービジネス営業統括本部長に就任していた。

 MOTEXは1990年の設立で、昨年20周年を迎えた。創業者で前社長の高木会長は、今回のトップ人事について「創業した時に、20年経った段階で社長を退くことを決めていた」と話している。また、高橋氏を新社長に選んだ理由については、「09年5月に米国のニューオリンズに一緒に行った時に依頼した。今後のMOTEXを担っていく力があると判断した」と説明。また、「創業から2~3年は本当に苦しかったが、ほぼ計画通りに舵を取ることができた」と振り返っている。

 高橋新社長は、「昨年の夏から本格的に考えはじめ、昨年末に決めた。最大のチャンスをもらったと思っている。経営者としては若葉マークだが、『社員』『ビジネスパートナー』『ユーザー』『社会』『株主』という五つのステークホルダーを大切にしながら経営したい。社長職はビジネスマンとしての集大成の場と考えている」と抱負を語った。

新社長に就任した高橋慎介氏。「社長職はビジネスマンとしての集大成の場」と抱負を語った

 社長人事は、4月20日に東京都内のホテルで開催した設立20周年の感謝会で一部の関係者に発表された。(木村剛士)

感謝会では、高橋新社長を送り出すかたちになった日本マイクロソフトの樋口泰行社長が挨拶。「高橋さんは、みんなに愛されるキャラクター。もう少し長く一緒に働きたかったが、今後はパートナーとして密に連携していきたい」と笑顔で祝福した

感謝会には、MOTEXのパートナーの幹部や高橋新社長の元同僚、部下が多数詰めかけた