NECネッツエスアイ(山本正彦社長)は、4月28日、2010年度(11年3月期)の連結決算を発表した。

 売上高は前年同期比0.1%増の2179億4800万円、営業利益は9.8%増の108億3500万円、経常利益は8.0%増の109億3100万円、当期純利益は18.2%減の47億4700万円と、増収減益となった。

 売上高増の主な理由は、下期の企業ネットワーク事業の5%増と、キャリアネットワーク事業の6%増。山本正彦社長は、「下期はスマートフォンが普及し、モバイル通信キャリアが関連インフラの投資を拡大したことによって、当社のキャリア向けSI(システムインテグレーション)が活発化した」という。

 2011年度の通期見通しは、売上高が10.1%の2400億円、営業利益が1.5%増の110億円、経常利益が0.6%増の110億円、純利益が30.6%増の62億円。

 山本社長は、11年度、キャリアがネットワークを強化する動きが継続するとみて、キャリア向けSIの拡大に取り組んでいくと表明。また、節電やBCP(事業継続計画)の需要が高まることを受け、オフィス環境の改革を図る「EmpoweredOffice」などを商材として、企業ネットワーク事業の成長を目指すという。(ゼンフ ミシャ)

山本正彦社長