EMCジャパン(山野修社長)は、5月30日、バックアップソフトの新版「Avamar 6.0」を発表した。

 データの重複を抑えながら効率的にデータを保存する機能をもち、EMCジャパンのバックアップ製品「EMC Avamar」と「EMC Data Domain」を連携させた製品。「EMC Avamar」は非構造化データの重複除外バックアップが得意で、「Data Domain」は構造化データの重複除外バックアップに強い。両製品を統合することで、非構造、構造を問わず、データの重複を除外しながら、効率のよいストレージ環境を低コストで構築できる。

 河野通明BRS事業本部本部長は、記者会見で、昨年12月に行った重複除外バックアップに関するユーザー調査の一部を紹介し、「(重複除外バックアップシステムの)導入済み企業は約15%で、これはある程度予測できた数字だった。だが、情報収集中(導入に関心をもつ)企業が約55%もあったことには驚いた。ユーザーの関心は予想以上に高いと実感している」と話した。

 そのうえで、「EMCジャパンは、重複除外ストレージ市場で約80%のマーケットシェアをもっているが、市場規模はまだ50億円ほどと小さい。これは必ずしも喜べる環境ではない。ユーザー企業にもっと認知していただき、市場規模を拡大させたい」と意気込みを示した。(木村剛士)

河野通明BRS事業本部本部長