エクイニクスは、東京第1・第2データセンターが、ともに収容能力が満杯に達したため、2009年末から東京第3データセンターの建設を検討。2010年5月に投資を決定し、以後、1年がかりでDC設備を整えてきた。古田社長は、「東日本大震災で物資が入手しづらくなり、工期の遅れも懸念されたが、予定通り竣工できた」として、早速ユーザー企業への売り込みに力を入れる。
エクイニクス・ジャパンの古田敬社長
6月21日に開催された「TY3 IBXデータセンター」記念イベントに招かれた慶應義塾大学の村井純教授は、エクイニクスが通信キャリアを自由に選べるなど、オープンで中立なDC運営に努めているコトを評価して、「インターネットはオープンな世界。エクイニクスとは、このことの大切さや理念を共有できる」とエールを送った。(安藤章司)
慶應義塾大学の村井純教授