グローバルデータセンターサービスのエクイニクス・ジャパン(古田敬社長)は、東京での3番目となるデータセンター(DC)「TY3 IBXデータセンター」の運用を本格的にスタートさせる。約70億円を投じて、6月1日に全面開業にこぎ着けた。総床面積7391m2の通信・データセンター専用ビルで、960キャビネット相当の設備を提供する。

 エクイニクスは、東京第1・第2データセンターが、ともに収容能力が満杯に達したため、2009年末から東京第3データセンターの建設を検討。2010年5月に投資を決定し、以後、1年がかりでDC設備を整えてきた。古田社長は、「東日本大震災で物資が入手しづらくなり、工期の遅れも懸念されたが、予定通り竣工できた」として、早速ユーザー企業への売り込みに力を入れる。

エクイニクス・ジャパンの古田敬社長

 6月21日に開催された「TY3 IBXデータセンター」記念イベントに招かれた慶應義塾大学の村井純教授は、エクイニクスが通信キャリアを自由に選べるなど、オープンで中立なDC運営に努めているコトを評価して、「インターネットはオープンな世界。エクイニクスとは、このことの大切さや理念を共有できる」とエールを送った。(安藤章司)

慶應義塾大学の村井純教授