データコア・ソフトウェア(データコア、ピーター・トンプソン代表取締役)は、6月29日、ストレージ仮想化ソフトウェア「SANsymphony-V」の新版「SANsymphony-V 8.1」の出荷を8月1日に開始すると発表した。

 「SANsymphony-V」は、ストレージを仮想化するソフトで、「SANsymphony」と「SANmelody」を統合した製品。新版では、ストレージの運用を効率化する「Auto-Tiering」などの機能を追加した。

 「Auto-Tiering」は、異なったベンダーのストレージデバイスを自動で階層化。I/Oの負荷に応じて、自動的にデータを最適な場所に配置する。アクセス負荷の高いデータは高速・高性能なデバイスに移動し、アクセス頻度の低いデータは安価なデバイスに移すことができる。

 トンプソン代表取締役は、「サーバー、デスクトップに続いて、ストレージを仮想化するトレンドは、必ず日本にも来る。ソフトウェアベースで、メーカーと機種に依存することなく、ストレージを仮想化できるデータコアの強みが生かせる」と話した。

トンプソン代表取締役。会見では日本語でビジネスの好調ぶりをアピールした

 手塚弘章副社長は、「今年度は昨年度比で40%の成長を目指す」と目標を明言し、「データコアはパートナーを通じた間接販売を引き続き重視する」と話した。

手塚弘章副社長。間接販売の重視を強調した

 データコアは、パートナーを「ディストリビュータ」「ゴールドパートナー」「シルバーパートナー」の3種類に区分している。ディストリビュータは、新たにソフトバンクBBが加わり、3社体制になっている。ゴールドパートナーは住商情報システムの1社で変更ないが、シルバーパートナーには新たに6社が加わり、24社体制になった。(木村剛士)