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HISCO Rubyを前面に押し出す 島根県を開発拠点に

2011/07/28 10:33

週刊BCN 2011年07月25日vol.1392掲載

小幡忠信
理事長
 関西や九州を拠点とするソフトベンダー団体のハイテクノロジー・ソフトウェア開発協同組合(HISCO、小幡忠信理事長=アルカディア・システムズ社長)は、他の協同組合との差異化を図るために、プログラミング言語「Ruby(ルビー)」を、活動の大きなテーマに掲げていく。

 小幡忠信理事長は、「HISCOが9月に開催するイベントで、Ruby関連の活動に注力していく方針を組合のメンバーに打ち明けて、今後、何らかのかたちで『Ruby』を組合名に付けることを検討していく」としている。HISCOは、Rubyの開発者・まつもとゆきひろ氏が在住している島根県と組んで、島根をHISCOのRuby関連の開発の拠点にしていく予定だ。小幡理事長は、「Rubyを前面に押し出すことで、HISCO=Rubyというイメージを定着させたい」と意気込みを示す。(ゼンフ ミシャ)
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