NECは、システム障害の予兆を検知することで可用性を強化した高可用性ソフトウェアの最新版「CLUSTERPRO X 3.1シリーズ」を10月11日に発売する。

 「CLUSTERPRO X 3.1シリーズ」は、サーバーのシステムリソースの統計情報をもとにシステム障害の予兆を検知し、停止前から最適なサーバーへ業務の切り替え作業を自動的に行うソフトウェア。これによって、障害に伴うシステムの停止時間を従来製品の約1/4に短縮し、信頼性の高いシステムを実現する。

 また、Java仮想マシンのメモリや並列処理の実行(スレッド)状況を監視する「CLUSTERPRO X Java Resource Agent」を搭載。同社の「WebOTX Application Server」をはじめとするアプリケーションサーバーと負荷分散サーバーの連携を強化し、システムリソース不足や負荷状況を事前に検知して、サーバーの高速な切り替えと復旧作業を実現する。

 さらに、同社のAndroid搭載クラウドコミュニケーター「LifeTouch」をはじめとするタブレット型端末や、「MEDIAS」などのスマートフォンを利用して、サーバーの動作状況などを容易に管理することができる。

 「CLUSTERPRO X 3.1シリーズ」と同時に、Linuxシステムの構築ニーズ増加に対応するために、Linux OS「Red Hat Enterprise Linux 6.1」と「CLUSTERPRO X 3.1」のパッケージ製品もリリースする。

 税別価格は、「CLUSTERPRO X 3.1/CLUSTERPRO X 3.1 for VM」が60万円から、「CLUSTERPRO X System Resource Agent 3.1/CLUSTERPRO X Java Resource Agent 3.1」(オプション製品)が30万円から、「Red Hat Enterprise Linux 6 スマートHAクラスタパック」が112万円から。NECは、「CLUSTERPRO Xシリーズ」全体で、今後3年間に250億円の販売を目指す。