米IBM(サミュエル・パルミサーノ会長)は、9月15日、IBMの信用審査の承認を受けた中堅・中小企業(SMB)に対して、10億ドルのリース・ファイナンシングの資金枠を用意し、アナリティクスやクラウドをはじめとする高度なテクノロジー導入を促進する支援制度を18か月の期間限定で開始すると発表した。

 支援制度は、早急に資金を必要としているSMB向けに、IBMが最適な投資資金枠を用意し、支援するもの。IBMグローバル・ファイナンシングを通じて、小口ビジネスの信用審査を60秒以内の短時間で完了させ、顧客のイノベーションと経済成長を支援する。

 シンプルで柔軟なリース・ファイナンシングを用意し、例えば12か月であれば、0%金利のファインナンシングも適用できる。ビジネスの変革に取りかかろうとする際にキャッシュ・フローをより効率的に管理しながら、IBMのテクノロジーやサービスをすぐに利用できるようになる。

 リース・ファイナンシング・ソリューションを希望するSMBは、IBMのビジネス・パートナーを通じて、信用審査から見積試算・見積書および契約書作成までができるウェブツールを利用して申し込む。

 また同社は、SMBのニーズに特化したクラウド、アナリティクス、コラボレーション、セキュリティなどのテクノロジーに焦点を当て、ハードウェア、ソフトウェア、サービスを組み合わせてワークロードを最適化する包括的なソリューションを発表した。

 これまで多額の予算が必要だったこれらのテクノロジーを、IBMビジネス・パートナーを通じて低料金でSMBに提供していく。さらに「Cast Iron」「BigFix」「SPSS」「Netezza」「Cognos」などの、IBMが最近買収した企業のクラウド、アナリティクス、セキュリティなどのテクノロジを提供する予定。