ITホールディングスグループのインテック(金岡克己社長)は、遺伝子解析技術を開発する理研ジェネシスと協力し、クラウド環境を用いて、個人のゲノム(遺伝情報セット)を文字列として読み出す「ヒト全ゲノムシーケンシング」のデータ解析システムを開発した。

 解析システムは、フリーウェアの分散処理ソフト「Hadoop(ハドゥープ)」を活用して、ヒトゲノムデータを分散・並列処理し、高速に解析を行うもの。分散・並列化の実現によって、一般的なクラウド環境の利用が可能となり、安価に解析を行うことができる。

 インテックはこのシステムをもとに、ヒトゲノムだけでなく、大規模データ解析サービスの提供を検討している。また、理研ジェネシスは、「ヒト全ゲノムシーケンシング」の受託サービスに本システムを利用する予定だ。(ゼンフ ミシャ)