電通国際情報サービス(ISID、釜井節生社長)は、モスフードサービスがソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「Spigit(スピギット)」を採用したことを発表した。

 モスフードサービスは、創業40周年を機に立ち上げた社内コミュニティサイトに「Spigit」を採用。本社や国内外の店舗、グループ会社に勤務する社員約860人を対象に、ゲーミフィケーションを取り入れたさまざまな企画を「Spigit」上で約10か月間にわたって展開する。社員が楽しみながら参加できるコミュニティを通じて、経営理念や創業スピリットの共有を図る。

 すでに「モスの歴史」に関する情報発信や「モスにまつわる懐かしい写真」の投稿を募り、社員同士がコメントしあう写真展を展開。今後は、「未来のモス」の店舗やメニューのアイデアを募るコンテスト、SNS参加状況に応じて付与するポイントを記念品と交換するなど、さまざまな企画を予定している。

 「Spigit」は米Spigitが開発したSNS。ユーザーの参加状況に応じてポイントを付与したり、表彰(ランキング)したりするゲーム的要素をはじめ、投稿されたアイデアを多面評価して絞り込む機能、獲得ポイントとグッズを交換できるストア機能などをもつ。欧米で約200社の導入実績があり、ISIDはアジア初の販売代理店となっている。

 ISIDがコミュニティを活性化する運営ノウハウをモスフードサービスに提供できることに加え、初期費用を抑えて低コストで導入できるSaaS型サービスであることが採用のポイントになった。(信澤健太)