キヤノンMJ ITグループのキヤノンITソリューションズ(キヤノンITS、浅田和則社長)とエス・エス・ジェイ(SSJ、谷本善男社長)は、「SuperStream-NX 固定資産管理」を5月31日に提供することを発表した。

 「SuperStream-NX 固定資産管理」は、国際財務報告基準(IFRS)対応の完全ウェブ型固定資産管理・リース資産管理システム。本社や関連会社、各部門が直接入力・承認した資産情報が、財務会計システムとリアルタイムに自動連携する。SSJの山田誠マーケティング部部長は、「会計システムを導入していても、固定資産管理はExcelベースでシステム化できていないケースがある。こうした状況をクラウドで救うことができる」と、気軽に利用できるSaaS版をアピールした。

エス・エス・ジェイの山田誠マーケティング部部長

 固定資産とリース資産は、会計・財務台帳以外にIFRSや管理会計用など、最大5種類の台帳を一括管理。管理項目は種類、構造/用途、細目などのほか、FA機能コードを最大20項目、任意で設定できる付帯情報項目を無制限に登録できる。台帳に登録した資産情報は、複写機能を利用することで他の台帳に簡単にコピーできる。

 将来発生する費用(減価償却費、課税標準額、除去債務利息)は、「予測シミュレーション機能」で予測計算。基準日時点から最大で30年後まで予測計算に対応する。

 キヤノンMJ ITグループは、5月1日付けでキヤノンITSとSSJの「SuperStream」事業をSSJに統合し、SSJの社名をスーパーストリームに変更する。SSJの谷本善男社長は、「3年前、『SuperStream-NX』の開発にために、大きな開発力をもっているキヤノンITSに開発部隊を移管し、SSJがマーケティングや販売を担当してきた。状況が落ち着いたので再統合する」と説明した。製販一体となった事業体制で、パートナーとの関係強化や製品の充実に取り組む。

エス・エス・ジェイの谷本善男社長

 今年3月時点で、累計導入社数は6640社(上場企業651社)に達し、2015年までに1万社にまで引き上げる目標を掲げる。今年8月には、人事・給与管理や退職金管理、諸届申請・紹介などのモジュールをリリースする予定。(信澤健太)