KLab(真田哲弥社長)は、携帯電話・スマートフォン向けのメール配信ソフト「アクセルメール」で、官公庁・自治体専用ライセンスの販売を強化する。災害・防犯情報メールの配信を検討する官公庁・自治体が増えていることを受けて、今年3月に設けた新たなライセンスメニューだ。

 「アクセルメール」は、複数の携帯電話・スマートフォンに対してメールを同時配信するソフトで、「高速で確実に送ることができる」(片貝恵・ソリューション部グループマネージャー)ことが特徴。携帯電話のアドレスに大量のメールを送信する場合は、携帯電話事業者が行う接続制限の影響で、遅延や不達といった問題が起こりやすい。これに対して「アクセルメール」は、携帯電話事業者に負担をかけない独自技術を使うことで接続制限にかかりにくく、確実に届けることができるという。これまで約200社・団体に納入した実績をもち、継続率は90%を超える。災害情報提供サービスのレスキューナウなどがユーザーになっている。

 新ライセンスは官公庁と自治体向け専用で、「引き合いが増えたのでメニュー化した」(片貝グループマネージャー)。とくに、東日本大震災の影響で、災害情報や防犯情報など、緊急性が高く重要な情報を携帯電話向けメールで住民に伝えようとする自治体が増えているという。

 1年間の利用料金は、通常ライセンスの場合、2年間の合計費用は170万円だが、専用ライセンスで2年契約すると、1年目が120万円で、2年目以降が22万円と、通常ライセンスより28万円安くなる設定にした。(木村剛士)