日立製作所(中西宏明社長)は、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」で、サーバー仮想化やクラウド・コンピューティングのシステム基盤に適したブレードサーバー「BS500」と周辺機器のラインアップを拡充するとともに、サーバー仮想化環境の導入・運用を支援するソリューションのメニューを強化し、6月29日から販売する。

 最新のインテル Xeonプロセッサ E5-2400製品ファミリを採用したサーバーブレード「BS520Aサーバブレード」、大量データを取り扱う業務への対応を強化するオプション製品「ストレージ拡張ブレード」、「BS500」によるITシステムの集約を支えるエントリークラスディスクアレイ装置「BR1650」を製品化。また、日立アドバンストサーバー「HA8000シリーズ」で提供している「かんたん仮想化ソリューション」の対象サーバーに「BS500」を追加した。

 「BS520Aサーバブレード」は、中小規模のサーバー仮想化環境の構築に適したサーバーブレード。オプション製品の「ストレージ拡張ブレード」は、高密度なブレードサーバーに、大量データを扱うシステムを効率的に集約する製品。サーバーブレードに拡張ブレードを装着することで、大容量のストレージが必要なサーバー仮想化環境やデータベース環境を一つのシャーシ内で実現できる。

 「BR1650」は、日立製サーバー専用のエントリクラスディスクアレイ装置の新モデルで、「BS500」によるITシステムの集約を加速する製品。従来製品比で、50%の省スペース化、約2倍の大容量化を実現し、大量データを扱うITシステムの集約率を向上する。

 あわせて、システム構築やサーバー仮想化環境の設定などを完了した状態でサーバーを納入し、その後の運用支援や問題解決支援などをセットで提供する「かんたん仮想化ソリューション」の対象サーバーに「BS500」を追加。さらに、仮想化環境でのバックアップ機能を付加した「バックアップ環境構築メニュー」を「HA8000シリーズ」向けに準備し、新たに中小規模のシステムをもつ顧客のサーバー仮想化環境の導入を支援する。

 価格は、「BS520Aサーバブレード」が42万4200円から、「ストレージ拡張ブレード」が23万6250円から。「BR1650E」が376万5300円から、「BR1650S」が186万6900円から。「BS500かんたん仮想化ソリューション」が275万1000円から、「HA8000かんたん仮想化ソリューション バックアップ環境構築メニュー」が89万2500円から。