ヤマトシステム開発(YSD、皆木健司社長)は、IaaS型クラウドサービス「クロネコデータセンター クラウド(IaaS)」の本格提供を開始する。サービス基盤の設計・稼働検証・構築はネットワンシステムズが担当し、サービスメニューの開発を支援するほか、運用設計・保守を担う。

 「クロネコデータセンター クラウド(IaaS)」は、宅急便システムを支えるデータセンター「クロネコデータセンター」を活用。日本国内2か所(東京・大阪)のデータセンターのICT基盤とその間の通信回線を標準提供するので、顧客は500km以上離れた2拠点での相互バックアップ環境を容易に構築できる。また、YSDのさまざまなバックアップサービスを組み合わせて利用することができる。

 インターネットに接続する「パブリッククラウド」と、ユーザーのプライベートネットワークに限って接続する「プライベートクラウド」を用意。両サービスとも、ユーザー側で要件に合ったサーバー・CPUなどを専用の管理ツールで選択し、短期間で構築できる。構築後も、利用ニーズの変化に合わせてICT基盤のスペックを柔軟に変更できる。ネットワンシステムズの大規模技術検証施設「テクニカルセンター」では、ICT基盤の提供前に実際の環境を構築し、機能・稼動検証を実施する。

 税別価格は、プライベートクラウド、パブリッククラウドともに、最小構成で初期費用は5万円から、月額費用は2万9000円から。YSDは、今後「プライベートクラウド」と「パブリッククラウド」の機能を統合する「ハイブリッドクラウド」を展開し、14年度末までに100社への納入を目指す。