野村総合研究所(NRI、嶋本正社長)は、関西地区で最新鋭データセンター(DC)の建設を検討する。BCP(事業継続計画)やDR(災害復旧)需要の高まりに対応し、「最新鋭の設備を揃えて競争力を高める」(室井雅博専務)考えだ。

 NRIは、今年11月、都内にラック換算で2500ラック相当の大型第3世代DC「東京第一データセンター」を竣工させる準備を進めている。すでに首都圏に3か所、関西地区に大阪DCを運営していることから、五つ目のDCということになる。さらに、関西地区で二つ目、通算で六つ目の大型DC建設計画の検討に入る。規模や竣工時期は未定。

NRIの主要データセンター。BCP/DRニーズの高まりに対応して関西地区での新DC新設を検討する

 関西地区では同業他社や専業事業者が運営するDC設備が数多くあるものの、「既存のDCでは十分な競争力が発揮できない」(室井専務)として、今年11月開業予定の「東京第一データセンター」同様、最新技術をフルに生かしたクラウドネイティブ対応の第3世代DCを自ら建設する。(安藤章司)