データホテル（嶋田健作社長）とパラレルス（富田直美代表取締役）は、9月10日、データホテルが提供するクラウドサービス「エクスクラウド（EX-CLOUD）」で、パラレルスのホスティング事業者向けコントロールパネルの最新版「Parallels Plesk Panel 11」の提供を開始すると発表した。まずは、SASディスクを搭載し、ノンストップで最大5倍のスペックに拡張できる「エクスライト（EX-LITE）」プランに日本で初めて採用し、提供を開始した。

　「エクスライト」は、1GBのメモリと30GBのディスク、CPUにXeonQuadCore（共用）を採用したVPS（仮想専用サーバー）を月額1050円で利用できるプラン。ルート権限つきの環境をコマンドラインで操作するプランで、初期費用は無料。100Mbps共用回線費用込みの月額固定費用で、シンプルに利用できる。今回、新たに「エクスライト」に「Parallels Plesk Panel 11」を搭載したプランを月額1575円で提供を開始した。

　「Parallels Plesk Panel」は、業界で最も幅広く利用されているコントロールパネルソリューション。さまざまなスキルレベルのユーザーが直感的に利用できるグラフィカルなインターフェースをもち、オンラインプレゼンスの強化、容易な管理を実現するとともに、ウェブサイト訪問者に対する訴求力を向上する。最新版の「Parallels Plesk Panel 11」では、低速接続時のウェブサイトの応答速度とページ読込み時間の向上させ、セキュリティを強化している。

　「エクスライト」への搭載によって、サーバー操作に自信のないユーザーでも、ホスティング領域の作成やメールアドレスの作成などが簡単にできるようになった。また、専用アプリをダウンロードすることで、スマートフォンからサーバーの状況をモニタすることができ、オプションのPower Pack導入によって、サーバー再起動やプロセス再起動などのサーバー操作に対応する。「エクスライト」では、無料の電話サポートも利用できる。