ニュース

ALSI、メール誤送信などを防止するファイル暗号化・復号化技術の特許を取得

2012/09/12 20:09

 アルプスシステムインテグレーション(ALSI、麻地徳男社長)は、9月11日、「電子ファイル管理システム及び電子ファイル管理プログラム」が特許(特許第5044670号)に登録されたと発表した。

 ALSIが取得した特許は、パソコンを経由してアクセスするUSBメモリなどの記憶媒体内に「データ領域(暗号化領域)」を作成し、領域内に保存したファイルを外部に移動・コピーする際、ファイルを特殊暗号化(電子親展ファイルに変換)する技術。セキュリティUSBメモリ作成ソフト「InterSafe SecureDevice」とオプション機能「SecurePorter」で活用している。

 この技術で暗号化したファイルは、許可した記録媒体以外での閲覧や編集ができないので、メールの誤送信や、外部PCへのファイル保存・閲覧など、情報漏えいを未然に防ぐことができる。また、専用ソフトやシステムを導入することなく、取引先企業やアウトソーシング先企業など、社外の相手と安全にデータを送受信・共有することができる。

 社外の端末で編集・加工したデータを再度自動で暗号化することができ、さらに社外の端末への保存も防止する点が革新的として、特許認定に至った。
  • 1

関連記事

ALSI、家庭のパソコン用フィルタリングソフトを無償提供

ALSI、ウェブフィルタリングソフトが「BlackBerry Enterprise Server」に対応

ALSI、学校向けフィルタリング啓発活動を推進

ALSI、サイバー攻撃対策を強化した「InterSafe WebFilter Ver. 8.0」を7月12日に発売

ALSI、ウェブフィルタリング全製品で標的型サイバー攻撃対策を強化

外部リンク

アルプスシステムインテグレーション=http://www.alsi.co.jp/